春日井市議会 > 2012-03-15 >
03月15日-06号

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  1. 春日井市議会 2012-03-15
    03月15日-06号


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    平成24年  3月 定例会(第1回)             平成24年第1回          春日井市議会定例会会議録第6日          ---------------                    平成24年3月15日(木曜日)◯出席議員(32名)            1番  浅野 登君            2番  加藤貴章君            3番  田口佳子君            4番  加納 満君            5番  長谷川達也君            6番  村上慎二郎君            7番  鬼頭宏明君            8番  梶田高由君            9番  末永 啓君           10番  伊藤建治君           11番  熊野義樹君           12番  堀尾達也君           13番  長縄典夫君           14番  佐々木圭祐君           15番  長谷川則夫君           16番  安達佳代君           17番  小原 哉君           18番  田中千幸君           19番  水谷忠成君           20番  林 克巳君           21番  丹羽一正君           22番  高田敏亨君           23番  長谷川健二君           24番  内藤富江君           25番  後藤正夫君           26番  石原名子君           27番  友松孝雄君           28番  津田育男君           29番  宮地 隆君           30番  梶田晃男君           31番  堀尾龍二君           32番  内田 謙君   -----------------------------◯欠席議員(なし)   -----------------------------◯説明のため出席した者      市長        伊藤 太君      副市長       近藤和記雄君      副市長       中村幹雄君      教育長       木股哲夫君      監査委員      林 昇平君      企画政策部長    刑部健治君      総務部長      加藤達也君      財政部長      早川利久君      市民生活部長    戸田佳実君      文化スポーツ部長  古屋陽一君      健康福祉部長    鈴木 満君      青少年子ども部長  小林奈津子君      環境部長      西尾義和君      産業部長      稲垣勝彦君      まちづくり推進部長 服部比呂志君      建設部長      波多野 睦君      市民病院事務局長  瀧本広男君      上下水道部長    坂野 智君      会計管理者     河合不二雄君      消防長       安達明範君      教育部長      宮地 宏君      監査事務局長    梶田 博君   -----------------------------◯事務局職員出席者      事務局長      長縄 明君      議事課長      長谷川 透君      議事課長補佐    伊藤彰浩君      議事担当主査    江ノ本達弥君      主事        竹尾幸介君   -----------------------------◯議事日程  平成24年第1回春日井市議会定例会(第6号)                    開議 3月15日 午前10時  日程第1 第1号議案+         ~  |委員長報告,討論,採決       第38号議案+       請願第1号+            |委員長報告,採決       請願第2号+  日程第2 第39号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任の同意について       諮問第1号 人権擁護委員の推薦について       諮問第2号 人権擁護委員の推薦について  日程第3 春日井市選挙管理委員会委員選挙       春日井市選挙管理委員会委員補充員選挙  日程第4 議員提出第1号議案 福祉医療制度の拡充及び見直しに関する意見書   -----------------------------◯本日の会議に付した事件  1 第1号議案 平成23年度春日井市一般会計補正予算  2 第2号議案 平成23年度春日井市国民健康保険事業特別会計補正予算  3 第3号議案 平成24年度春日井市一般会計予算  4 第4号議案 平成24年度春日井市公共用地先行取得事業特別会計予算  5 第5号議案 平成24年度春日井市国民健康保険事業特別会計予算  6 第6号議案 平成24年度春日井市後期高齢者医療事業特別会計予算  7 第7号議案 平成24年度春日井市介護保険事業特別会計予算  8 第8号議案 平成24年度春日井市介護サービス事業特別会計予算  9 第9号議案 平成24年度春日井市民家防音事業特別会計予算  10 第10号議案 平成24年度春日井市潮見坂平和公園事業特別会計予算  11 第11号議案 平成24年度春日井市松河戸土地区画整理事業特別会計予算  12 第12号議案 平成24年度春日井市勝川駅周辺総合整備事業特別会計予算  13 第13号議案 平成24年度春日井市公共下水道事業特別会計予算  14 第14号議案 平成24年度春日井市春日井市民病院事業会計予算  15 第15号議案 平成24年度春日井市水道事業会計予算  16 第16号議案 春日井市職員定数条例の一部を改正する条例について  17 第17号議案 春日井市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部を改正する条例について  18 第18号議案 春日井市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について  19 第19号議案 春日井市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部を改正する条例について  20 第20号議案 春日井市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について  21 第21号議案 春日井市教育長の給与,勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例について  22 第22号議案 春日井市常勤の監査委員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について  23 第23号議案 春日井市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について  24 第24号議案 春日井市市税条例の一部を改正する条例について  25 第25号議案 春日井市火災予防条例の一部を改正する条例について  26 第26号議案 春日井市事務分掌条例等の一部を改正する条例について  27 第27号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について  28 第28号議案 春日井市私立幼稚園就園奨励費の補助に関する条例の一部を改正する条例について  29 第29号議案 春日井市図書館条例の一部を改正する条例について  30 第30号議案 春日井市介護保険条例の一部を改正する条例について  31 第31号議案 春日井市医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例について  32 第32号議案 春日井市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について  33 第33号議案 春日井市営住宅条例の一部を改正する条例について  34 第34号議案 春日井市コミュニティ住宅条例の一部を改正する条例について  35 第35号議案 春日井市下水道条例の一部を改正する条例について  36 第36号議案 市道路線の認定について  37 第37号議案 財産の処分について  38 第38号議案 愛知県後期高齢者医療広域連合規約の変更について  39 請願第1号 保育制度に関して国にむけての意見書を求める請願書  40 請願第2号 保育の充実を求める請願書  41 第39号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任の同意について  42 諮問第1号 人権擁護委員の推薦について  43 諮問第2号 人権擁護委員の推薦について  44 春日井市選挙管理委員会委員選挙  45 春日井市選挙管理委員会委員補充員選挙  46 議員提出第1号議案 福祉医療制度の拡充及び見直しに関する意見書                    午前10時 開議 ○議長(丹羽一正君) これより本日の会議を開きます。 日程に入ります前に,去る3月7日に議会運営委員会の開催を願っておりますので,議会運営委員長から委員会の結果の報告を求めます。28番 津田育男君。     〔28番 津田育男君 登壇〕 ◆議会運営委員長(津田育男君) おはようございます。 去る3月7日に議会運営委員会を開催いたしましたので,その結果について御報告申し上げます。 事件といたしましては,意見書及び本日の議事運営についてであります。 最初に,追加提出となります第39号議案,諮問第1号及び諮問第2号の3件につきましては,日程第2で提案理由説明の後,質疑,委員会付託,討論を省略し,直ちに採決を行うことといたしました。 次に,福祉医療制度の拡充及び見直しに関する意見書でございますが,協議を願いました結果,日程第4で議会運営委員会のメンバーにおいて提出することといたしましたので,提出の際はよろしくお願いいたします。 また,本日の議事日程はお手元に配付のとおり了承されました。 以上,議会運営委員会の結果について御報告を申し上げました。何とぞ御了承賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。 ○議長(丹羽一正君) 委員長の報告に対し,質疑がありましたら発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり)これをもって質疑を終結し,議会運営委員長の報告を終わります。 それでは,ただいまの議会運営委員長の報告のとおり議事を進めてまいりますので,よろしく御協力をお願いいたします。   ----------------------------- ○議長(丹羽一正君) 日程第1 第1号議案から第38号議案まで並びに請願第1号及び請願第2号の40件を一括議題といたします。 ただいま議題となっております議案及び請願は,それぞれ所管の委員会に付託になっておりますので,これより委員会の審査経過及び結果について,各委員長の報告を求めます。 総務委員長の報告を求めます。15番 長谷川則夫君。     〔15番 長谷川則夫君 登壇〕 ◆総務委員長長谷川則夫君) おはようございます。 総務委員会は,去る3月7日午前9時より全員協議会室において,委員全員出席のもと開催しましたので,その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 事件といたしましては,本会議より付託を受けました第1号議案 平成23年度春日井市一般会計補正予算中,第1表歳入全般,第3表債務負担行為補正(新財務会計システム整備),第4表地方債補正,第3号議案 平成24年度春日井市一般会計予算中,第1表歳入全般,歳出,1款議会費,2款総務費1項(ただし1目(市民生活部文化スポーツ部に属する事項),3目,8目,12目,13目,14目(市民生活部に属する事項),15目,16目を除く),2項,4項,5項,6項,4款衛生費1項4目,4項,9款消防費(ただし1項4目を除く),10款教育費4項1目のうち総務部に属する事項,11款公債費,12款予備費,第3表地方債,第4号議案 平成24年度春日井市公共用地先行取得事業特別会計予算,第16号議案 春日井市職員定数条例の一部を改正する条例について,第17号議案 春日井市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部を改正する条例について,第18号議案 春日井市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について,第19号議案 春日井市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部を改正する条例について,第20号議案 春日井市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について,第21号議案 春日井市教育長の給与,勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例について,第22号議案 春日井市常勤の監査委員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について,第23号議案 春日井市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について,第24号議案 春日井市市税条例の一部を改正する条例について,第25号議案 春日井市火災予防条例の一部を改正する条例について,第37号議案 財産の処分について,以上議案14件であります。 各議案の説明は本会議でなされておりますので,これを省略し,直ちに質疑に入りました。 その質疑の主なものを要約し,御報告申し上げます。 初めに,第1号議案を議題とし,委員より,新財務会計システム整備の当初の予定はとの問いに対し,当局より,予算編成,予算執行,契約管理,国への決算統計業務システム整備で,予算は23年度に5,000万円,24年度から25年度は1億3,000万円の債務負担行為により,合計1億8,000万円の予定でしたとの答弁がありました。 委員より,契約金額が減額となった理由はとの問いに対し,当局より,予定していた決算統計システムの整備を職員が対応することにより期間が24年度までとなり,5社による競争入札の結果,3,885万円で契約をしたものですとの答弁がありました。 採決の結果,第1号議案は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に,第3号議案を議題とし,委員より,広報広聴費の(仮称)春日井ダイジェストの内容と発行日等についてとの問いに対し,当局より,重要な市政情報を迅速かつ適時にお知らせすることを目的に,年6回程度の発行とし,「広報春日井」の配付時に回覧板による配付,市ホームページへの掲載,主な公共施設に配置します。予算額は44万6,000円で,発行部数は1万部の予定ですとの答弁がありました。 委員より,安全なまちづくり対策費の防災事業で業務継続計画の策定について,その内容はとの問いに対し,当局より,この計画は災害時に市が実施すべき応急復旧業務,優先度が高い通常業務を継続し,早期の再開,復旧をするため,事前に職員や資器材などの資源の確保及び対策を定める計画です。24年度は,委託業者の選定をし,(仮称)業務継続計画策定会議を設置して,各課への非常時優先業務の調査,ヒアリングを行い,その内容を同会議で精査し,各課に中間報告を行う予定です。25年度は,計画の素案を策定し,各課との調整を行い,策定会議において最終決定する予定をしていますとの答弁がありました。 委員より,消防設備費消防救急無線デジタル整備の実施計画についてとの問いに対し,当局より,現在,全国の消防本部が運用している消防救急無線はほとんどがアナログ方式ですが,電波法関係審査基準の改定により,平成28年5月までにデジタル方式に移行するよう決定しています。デジタル化により,火災時の火元情報や救急非常時の世帯情報などについて視覚による確実な情報伝達が可能となり,効率的な消防活動を行うことができること,一般の無線機などでは傍受できないため,秘匿性が向上し,情報の保護が図られることなどの長所があります。また,春日井市単独の無線整備は市の無線波として整備し,大規模災害の発生時には,ほかの機関との無線運用の必要から,関係する県や各消防本部と協議しながら整備を進めていきますとの答弁がありました。 委員より,歳入のうち23年度との比較で,個人市民税法人市民税歳入見込みはとの問いに対し,当局より,24年度の個人市民税の歳入は,税制改正による16歳未満を対象にした年少扶養控除の廃止,特定扶養親族に係る控除の見直しによる増額を約6億8,000万円見込んでいますが,一方で,生産年齢人口の減少などにより総所得金額は減少していることから,減額補正した23年度の決算見込みの状況等を勘案して177億5,000万円を予算額としています。また,法人市民税については,平成23年度は当初予算を大幅に上回る見込みであり,景気が緩やかに持ち直していると判断されていますが,欧州の債務問題もあり,24年度は23年度の当初予算と比べ1億3,600万円の増額となりますが,23年度の決算見込みからは減額となる30億1,800万円を予算額としていますとの答弁がありました。 委員より,事業所税の歳入見込みと収納についてとの問いに対し,当局より,事業所税は平成23年度の収入実績及び見込みに基づき,約16億5,600万円を予算額としています。納付困難なケースは,納税相談を行い,徴収猶予を適用し,1年以内に完納できるよう分割納付を勧めています。翌年に滞納繰り越しとなるケースもありますが,現在のところ不納欠損は発生していませんとの答弁がありました。 委員より,今後の防災計画見直し状況はとの問いに対し,当局より,東日本大震災を受け,3連動地震の想定規模はマグニチュード9に変更されており,国の防災基本計画,県の地域防災計画の検討が現在進められています。本市としては,国・県の動向を注視しながら,市独自の内容を組み込むよう,地域防災計画の見直しを図っていきますとの答弁がありました。 委員より,賦課徴収費の東尾張地方税滞納整理機構について,移管する案件はとの問いに対し,当局より,市県民税を主体とする高額滞納案件で,1年以上納付や納税相談がなく,差し押さえ等の予告通知を発送しても全く反応がないケースや県内の市外への転出のうち,本市調査で財産を発見できないケースを抽出する予定です。なお,給付を伴う社会保険は引き継ぎ案件には含めませんとの答弁がありました。 委員より,歳入で保育料について,年少扶養控除廃止による影響はとの問いに対し,当局より,保育料は前年度の所得税により決定されるので,国から,年少扶養控除が引き続きある状況で税額の算定をして保育料を算定するようにと通知がありますので,特に影響はないと考えていますとの答弁がありました。 その他,若干の質疑がありましたが,これを省略させていただきます。 採決の結果,第3号議案は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に,第4号議案につきましては,別段質疑もなく,採決の結果,全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に,第16号議案を議題とし,委員より,職員の定員管理をどのようにされてきたかとの問いに対し,当局より,当市では効率的な行政運営に努めており,職員を削減するに当たり,民間委託,再任用職員,臨時職員の活用に努め,経費を抑制するとともに,各所属から毎年ヒアリングを実施し,職員の配置を工夫して,市民サービスに支障のないよう定員管理に努めていますとの答弁がありました。 委員より,類似都市と比較して本市の職員数はとの問いに対し,当局より,同規模の自治体との比較では,平成22年4月1日現在の資料で,特例市41団体の人口1万人当たりの普通会計職員数の平均が63.62人で,春日井市では54.04人となっていますとの答弁がありました。 その他,若干の質疑等がありましたが,これを省略させていただきます。 採決の結果,第16号議案は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に,第17号議案を議題とし,委員より,組合休暇の内容についてとの問いに対し,当局より,昭和43年に旧自治省から,登録職員団体の運営のために必要不可欠な業務や活動に従事する必要がある場合に限り,無給で,かつ職員1人当たり1年間に30日以内に限り組合休暇を設けることができる旨の通知が出されています。本市では,自治労連春日井職員労働組合1団体のみが対象で,休暇の取得単位は1日,または1時間,書面による申請を必要とし,登録職員団体の大会,役員会などの会合に限り認めることとしていますとの答弁がありました。 その他,若干の質疑がありましたが,これを省略させていただきます。 採決の結果,第17号議案は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に,第18号議案につきましては,別段質疑もなく,採決の結果,全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に,第19号議案を議題とし,委員より,中部大学に講師として救急救命士を派遣することについてとの問いに対し,当局より,平成24年9月から27年3月まで1人を派遣する予定で,生命健康科学部スポーツ保健医療学科で,助手として救急救命士養成のための教育支援業務に従事しますとの答弁がありました。 その他,若干の質疑がありましたが,これを省略させていただきます。 採決の結果,第19号議案は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に,第20号議案から第23号議案までの4件につきましては,別段質疑もなく,採決の結果,それぞれ全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に,第24号議案を議題とし,委員より,退職所得の1割控除の廃止と均等割500円の加算について,それぞれ影響額はとの問いに対し,当局より,退職所得の特例廃止の影響額は年間で約2,000万円,均等割の加算は年間で約7,400万円を見込んでおり,いずれも26年度から10年間の措置ですとの答弁がありました。 その他,反対の意見がありましたが,これを省略させていただきます。 採決の結果,第24号議案は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に,第25号議案につきましては,若干の質疑がありましたが,これを省略させていただきます。 採決の結果,全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に,第37号議案につきましては,別段質疑もなく,採決の結果,全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 午前11時44分,本会議より付託を受けました議案の審査を終了し,総務委員会を閉会いたしました。 以上,総務委員会の審査の経過と結果について御報告を申し上げました。何とぞ御了承賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。 ○議長(丹羽一正君) 委員長の報告に対し,質疑がありましたら発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり)これをもって質疑を終結し,総務委員長の報告を終わります。 次に,文教経済委員長の報告を求めます。12番 堀尾達也君。     〔12番 堀尾達也君 登壇〕 ◆文教経済委員長(堀尾達也君) おはようございます。 文教経済委員会は,去る3月2日午前9時より全員協議会室において,委員全員出席のもと開催いたしましたので,その審査の経過と結果につきまして御報告申し上げます。 事件といたしましては,本会議より付託を受けました第1号議案 平成23年度春日井市一般会計補正予算中,第1表歳出,2款総務費,6款農林水産業費,10款教育費,第2表繰越明許費校舎等耐震補強等工事),第3表債務負担行為補正(新財務会計システム整備を除く),第3号議案 平成24年度春日井市一般会計予算中,第1表歳出,2款総務費1項1目(市民生活部文化スポーツ部に属する事項),3目,8目,13目,14目(市民生活部に属する事項),15目,16目,3項,3款民生費1項4目のうち産業部に属する事項,4款衛生費1項3目,5款労働費,6款農林水産業費,7款商工費,10款教育費(ただし4項1目のうち総務部に属する事項を除く),第2表債務負担行為市民会館耐震補強等整備知多公民館整備,新調理場整備),第26号議案 春日井市事務分掌条例等の一部を改正する条例について,第27号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について,第28号議案 春日井市私立幼稚園就園奨励費の補助に関する条例の一部を改正する条例について,第29号議案 春日井市図書館条例の一部を改正する条例についての議案6件であります。 議案の説明は本会議でなされておりますので,省略し,直ちに質疑に入りました。 その質疑の主なものを要約して御報告申し上げます。 初めに,第1号議案を議題とし,委員より,教育費の校舎等耐震補強等工事について何校の工事を行うのかとの問いに対し,当局より,平成24年度に小学校14校,22棟,中学校6校,8棟の工事を予定していますとの答弁がありました。 委員より,24年度及び25年度末の小学校,中学校の耐震化率はとの問いに対し,当局より,小学校,中学校合わせて耐震化率は24年度末が81%,25年度末が91%の予定で,26年度末にはすべて完了の予定ですとの答弁がありました。 委員より,農林水産業費の県営土地改良事業負担金の中身と全体の事業費に対する市の負担割合,また工期はとの問いに対し,当局より,愛知県がため池の耐震調査を実施したところ,築水池が基準を下回る結果であったため,地震の被害を未然に防止するため,県営事業として池の堤体の耐震工事を行うものです。概算事業費は2億5,000万円で,本市の負担割合は工事費の11%です。また,工期は26年度までを予定していますとの答弁がありました。 その他,若干の質疑がありましたが,これを省略させていただきます。 採決の結果,第1号議案は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に,第3号議案を議題とし,委員より,自治振興費,市民納涼まつりについて,平成23年度に比べ200万円増額になっている理由はとの問いに対し,当局より,増額の理由は,協賛金による収入の減少に対処するため,また花火打ち上げに対する観客や会場周辺の安全対策費,シャトルバスの増便分などによるものですとの答弁がありました。 委員より,協賛金の減少が見込まれるとのことであるが,増収を図る方策を考えているかとの問いに対し,当局より,協賛はこれまで企業にお願いするものがほとんどでしたが,今回から個人協賛としてパンフレットへの一言メッセージ掲載や各公共施設へ個人協賛箱を設置するなど,複数のメニューを考えており,広く御協賛いただけるような方策を考えていますとの答弁がありました。 委員より,農産費,耕作放棄地再生利用として100万円計上されているが,市内にどの程度の耕作放棄地があるのかとの問いに対し,当局より,毎年すべての水田の調査を行っており,水田の耕作放棄地は約63ヘクタールとなっています。このうち約40ヘクタールは生産調整のために耕作を休止しており,比較的容易に農地に戻すことができると思われるものです。また,畑の耕作放棄地は約23ヘクタールとなっていますとの答弁がありました。 委員より,公民館費,知多公民館整備はこれまでに委員会で報告があり,耐震対策の方向性が示されたが,その後進められてきた経緯はとの問いに対し,当局より,知多公民館の耐震対策は,さきの委員会において,耐震工事でなく准看護学校跡地での建てかえを行う方向で検討を進めていくとの報告を行いました。その後,さらに建設技術部門等と検討を重ね,開館しながら工事ができること,知多中学校へ用地を返却できることなどから,この方法が最も適切であるとの方針を固め,今回,予算を計上いたしましたとの答弁がありました。 委員より,文化振興費,かすがい市民文化財団運営費補助が市民会館が休館するにもかかわらず23年度より増額になっている理由はとの問いに対し,当局より,23年10月に公益財団法人に移行したことにより,より公益性の高い自主文化事業に取り組む必要があること,市からの派遣職員2名及び嘱託職員1名の減少に伴い,新規に3名を財団職員として採用するため人件費がふえたことなどから増額となっていますとの答弁がありました。 委員より,勤労福祉会館管理費で防犯カメラを増設する理由はとの問いに対し,当局より,会館棟などのソファーや宿泊棟のエレベーターなどへのいたずらがありましたので,いたずら被害の防止として,現在7基設置しているものに4基増設するものですとの答弁がありました。 委員より,戸籍住民基本台帳費,一般旅券発給事務を開始する上で,委託業者に対し,だれがどのような研修,もしくは指導を行っているのか,また指導方法についてどのような研修を受けているのかとの問いに対し,当局より,委託業者は今後入札を行うため,現在は決まっていません。指導は職員が行うことになるため,6名の職員が県において1月の月末から,6名が各1名につき約2週間の座学研修,実地研修等を受ける形となっていますとの答弁がありました。 委員より,教育委員会費で学校規模適正化に係る予算をどのように盛り込んでいるかとの問いに対し,当局より,2校統合に伴う通学区域の見直しのための通学区域審議会委員報酬11万4,000円,平成28年4月を目標とする3校統合に向け,夢のある学校について協議する学校規模適正化地域協議会委員報酬36万3,000円,3校統合後の新校の基本構想策定委託料400万円,統合準備委員会が行う記念事業等に対する補助金100万円,2校統合後に使用する藤山台東小学校の施設・設備の修繕工事費1,000万円,備品の運搬やパソコンの移設等301万8,000円など,合わせまして1,954万5,000円を計上していますとの答弁がありました。 委員より,自治振興費,(仮称)多世代交流モデル事業補助の内容はとの問いに対し,当局より,区・町内会が中心となり,地域の子どもから高齢者までの多世代が参加,交流する活動に補助金を交付するもので,多世代交流を通して,区・町内会への加入促進と地域活動の活性化を図ることを目的としています。24年度は3地区を予定し,1地区当たり5万円の上限で補助を予定するものですとの答弁がありました。 委員より,商工費,防災関連助成事業の内容はとの問いに対し,当局より,事業者が作成した事業継続計画に基づく非常用の発電装置や緊急時の対応に関連する設備等の整備,耐震診断の費用について助成を行うものですとの答弁がありました。 委員より,野外教育センター費,少年自然の家のエアロバイク導入について,その内容はとの問いに対し,当局より,体育館のトレーニング室にあるような器具を2台設置するもので,自分がこいだ力量でどれだけの発電ができるかを確認していただくものです。発電した電力で映像機器,送風機などの電気器具を動かすことを体験し,エネルギーの大切さを考えるきっかけづくりになればと考えていますとの答弁がありました。 委員より,教育委員会費で,前回設置された学校規模適正化地域協議会は学校長,PTA会長,学識経験者などがメンバーになっていたが,今回はどのようなメンバー構成に考えているのかとの問いに対し,当局より,委員の構成は学校長,PTA代表,関係町内会の代表などで20名程度を予定していますが,学校長は報酬の対象になりませんので,予算では17名としていますとの答弁がありました。 委員より,公募委員の考えはあるのかとの問いに対し,当局より,委員の選定については推薦という方法もありますし,公募も選択肢の一つと考えていますとの答弁がありました。 委員より,小中学校の学校建設費の校舎等小工事についてそれぞれの説明をとの問いに対し,当局より,小学校校舎等小工事6,300万円の内訳は,給水管工事が6校で1,690万円,図書室の環境改善工事が5校で2,285万円,給食昇降機取りかえ工事が1校で482万円,特別支援学級トイレ洋式化工事が7校で731万円,電気設備幹線及び職員室の回線増設工事が9校で474万円,校庭遊具取りかえ工事3校で338万円,芝生化工事が1校で300万円,また中学校校舎等小工事2,300万円の内訳は,体育館屋根防水改修工事が1校で1,869万1,000円,プール塗装工事が1校で397万4,000円を予定していますとの答弁がありました。 その他,若干の質疑がありましたが,これを省略させていただきます。 採決の結果,第3号議案は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に,第26号議案につきましては,別段質疑もなく,採決の結果,全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に,第27号議案につきましては,若干の質疑がありましたが,これを省略させていただきます。 採決の結果,全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に,第28号議案及び第29号議案につきましては,別段質疑もなく,採決の結果,それぞれ全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 午前11時35分,本会議より付託を受けました議案の審査をすべて終了し,文教経済委員会を閉会いたしました。 以上,文教経済委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げました。何とぞ御了承賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。 ○議長(丹羽一正君) 委員長の報告に対し,質疑がありましたら発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり)これをもって質疑を終結し,文教経済委員長の報告を終わります。 次に,厚生委員長の報告を求めます。17番 小原 哉君。     〔17番 小原 哉君 登壇〕 ◆厚生委員長(小原哉君) 厚生委員会は,去る3月5日午前9時より全員協議会室において,委員全員出席のもと開催いたしましたので,その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 事件といたしましては,本会議より付託を受けました請願第1号 保育制度に関して国にむけての意見書を求める請願書,請願第2号 保育の充実を求める請願書,第1号議案 平成23年度春日井市一般会計補正予算中,第1表歳出,3款民生費,第2表繰越明許費(私立保育園施設整備補助),第2号議案 平成23年度春日井市国民健康保険事業特別会計補正予算,第3号議案 平成24年度春日井市一般会計予算中,第1表歳出,2款総務費1項12目,3款民生費(ただし1項4目のうち産業部に属する事項を除く),4款衛生費1項(ただし3目,4目を除く),2項,3項,第2表債務負担行為((仮称)総合保健センター整備),第5号議案 平成24年度春日井市国民健康保険事業特別会計予算,第6号議案 平成24年度春日井市後期高齢者医療事業特別会計予算,第7号議案 平成24年度春日井市介護保険事業特別会計予算,第8号議案 平成24年度春日井市介護サービス事業特別会計予算,第9号議案 平成24年度春日井市民家防音事業特別会計予算,第14号議案 平成24年度春日井市春日井市民病院事業会計予算,第30号議案 春日井市介護保険条例の一部を改正する条例について,第31号議案 春日井市医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例について,第32号議案 春日井市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について,第38号議案 愛知県後期高齢者医療広域連合規約の変更について,以上請願2件,議案13件の計15件であります。 初めに,請願2件を審査することとし,まず請願第1号の審査を行いました。 その発言の主なものを要約して御報告申し上げます。 委員より,採択の立場から,子ども・子育て新システムは,児童福祉法に基づいて国と自治体が運営に責任を持つ現行の保育制度を解体してしまうほど多くの問題を含んでいる。今必要なことは,新システム導入ではなく,国と自治体の責任を明確にした児童福祉法をもとに,子ども本来の保育制度を確立していくことが必要だと思います。児童福祉法に基づく現行制度を後退させないよう,本市議会からもぜひ意見書を採択するべきであり,賛成の意をあらわしたいとの発言がありました。 委員より,不採択の立場から,待機児童の解消や質の高い幼児教育や充実した保育の提供が期待できるこの新システムは,これからの子育て家庭の生活実態や子育て支援のニーズに合致すると思われますとの発言がありました。 委員より,不採択の立場から,請願趣旨の中に大きく4項目について懸念される点を指摘しておられますが,平成24年2月の新システムの説明資料を見る限り,御指摘のような心配はないのではないかと考えますとの発言がありました。 その他,不採択の立場からの発言がありましたが,これを省略させていただきます。 採決の結果,請願第1号は賛成少数で不採択とすべきものと決しました。 次に,請願第2号の審査を行いました。 その発言の主なものを要約して御報告申し上げます。 委員より,採択の立場から,現在,認可外保育所が9カ所もあることは潜在的に保育需要があるということで,市としても今後努力すべきと思っています。また,春日井市の単独補助制度は公私立間格差是正に大きな役割を果たしており,今後も継続するべきと考えますとの発言がありました。 委員より,不採択の立場から,本市では,かすがいっ子未来プランに基づき,次代の社会を担う子どもたちにかかわる施策を総合的,計画的に推進しており,現時点において安心して子どもを産み育てられる保育の充実を図る取り組みが適正で効率的に行われていると思いますとの発言がありました。 委員より,不採択の立場から,18年度には待機児童が47人であったものを,昨年4月の時点で待機児童ゼロを達成しており,限られた予算の中でしっかりと取り組んでいただいたと考えますとの発言がありました。 委員より,不採択の立場から,保育所最低基準の改善については,人件費や施設費が増大し,単独補助制度についても多くの市民の税金から支出していることを考えると,制度の拡充には慎重にならざるを得ないと思います。民間でできることは民間で行えるよう,国も地方もあらゆる分野において公共行政の市場への介入はできるだけ抑えていくように方針転換が必要であるとの発言がありました。 全項目一括採決の結果,請願第2号は賛成少数で不採択とすべきものと決しました。 次に,議案13件の審査を行いました。 議案の説明は本会議でなされておりますので,これを省略し,直ちに質疑に入りました。 その質疑の主なものを要約して御報告申し上げます。 初めに,第1号議案,第2号議案については,別段質疑もなく,採決の結果,それぞれ全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,第3号議案を議題とし,委員より,産婦人科の在宅当番医の廃止に至った経過についてはとの問いに対し,当局より,昨年11月に市長に対し,春日井医師会長及び春日井医師会の産婦人科医会の連名で,産婦人科休日当番医制度の廃止についての申し出があったものです。産婦人科の場合は,患者さんの多くがかかりつけ医を受診されることや,救急車,救急での搬送先は総合病院が一般的で,在宅当番医に搬送することもないという点を踏まえ,春日井市救急医療対策協議会で御協議,御意見をいただいたところ,廃止もやむを得ないという判断に至ったものですとの答弁がありました。 委員より,地球温暖化対策機器設置費補助について,想定されている助成件数と内容はとの問いに対し,当局より,太陽光発電システムについては1キロワットアワー当たり1万円,上限4キロワットとして1,000件,太陽熱利用システムは,自然循環型では1台につき2万円として30件,強制循環型では1台につき4万円を10件,燃料電池システムは1台につき10万円を30件の予定ですとの答弁がありました。 委員より,プラスチック製容器包装分別収集に関して,モデル地域で分別収集されていたが,新年度はどのようになるかとの問いに対し,当局より,モデル地区については分別意識の高まりにこたえ,25年度4月からのプラ容器の分別収集を円滑に進めるため,4月以降も引き続きモデル地区のプラ容器については収集をしていきますとの答弁がありました。 委員より,母子健康手帳交付の変更の内容はとの問いに対し,当局より,変更点としては,妊娠,分娩の際のリスクに関する情報の追記,妊婦健康診査の記録欄などの拡充がされたこと,2点目として,成長発達の確認項目の一部について,保護者が記載しやすいよう達成時期を記載する形態となったこと,3点目として,胆道閉鎖症などの疾患の早期発見のため,新生児の便色に関する情報の提供が追加されたこと,4点目として,平成22年乳幼児身体発育調査の結果に基づく乳幼児身体発育曲線などの改定がなされたことの4点ですとの答弁がありました。 委員より,保育園給食の外部委託化にかかる費用と内容についてはとの問いに対し,当局より,22年度に勝川北部保育園初め3園を委託し,3,824万円の委託金額,23年度に新たに小野保育園など3園を加え,合計6園で7,429万4,000円の委託金額です。そして,24年度,第三保育園を委託する予定で,合計で8,780万円の委託金額です。人件費の面で比べると,市の財政全体で考え,1園委託化することで約700万円の削減となる計算ですとの答弁がありました。 委員より,地域子育て創生事業50万4,000円について今後の方向性はとの問いに対し,当局より,平成24年度は子育て支援をさらに推進するため,妊婦や子育て家庭の保護者を対象に,それぞれのライフステージに合わせた子育て情報や保育士,保健師による子育てアドバイスなどを掲載したかすがいっ子メール配信サービスの実施や,妊婦や子どもたちの年齢,ニーズに合わせた情報冊子「子育て応援ガイドブック」の配布を予定していますとの答弁がありました。 その他,若干の質疑がありましたが,これを省略させていただきます。 採決の結果,第3号議案は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,第5号議案につきましては,若干の質疑等がありましたが,これを省略させていただきます。 採決の結果,賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,第6号議案につきましては,反対の意見がありましたが,これを省略させていただきます。 採決の結果,賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,第7号議案につきましては,若干の質疑等がありましたが,これを省略させていただきます。 採決の結果,賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,第8号議案につきましては,反対の意見がありましたが,これを省略させていただきます。 採決の結果,賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,第9号議案につきましては,別段質疑もなく,採決の結果,全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,第14号議案を議題とし,委員より,委託料について前年比約2億1,100万円の減額となっているが,その理由はとの問いに対し,当局より,長期継続契約導入により医事・救急受付業務委託が1億5,319万8,000円,病院施設維持管理・防災業務委託が2,510万1,000円,それぞれ減額となっています。23年度に実施した医事事務コンサルタント業務委託は,単年度事業のため総額2,100万円分が不用となり,院内洗濯及び集配業務等委託について仕様の見直しを行い,1,050万円の減額となっていますとの答弁がありました。 委員より,収入の外来収益が減っているが,その理由はとの問いに対し,当局より,地域医療支援病院の指定に向け,症状が安定した方をかかりつけ医へ紹介する医療連携に取り組んでおり,患者数が年間3万5,200人減少すると想定したためですとの答弁がありました。 その他,若干の質疑がありましたが,これを省略させていただきます。 採決の結果,第14号議案は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,第30号議案につきましては,若干の質疑がありましたが,これを省略させていただきます。 採決の結果,賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,第31号議案につきましては,別段質疑もなく,採決の結果,全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,第32号議案につきましては,反対の意見がありましたが,これを省略させていただきます。 採決の結果,賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,第38号議案につきましては,別段質疑もなく,採決の結果,全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 午後0時5分,本会議より付託を受けました請願及び議案の審査をすべて終了し,厚生委員会を閉会いたしました。 以上,厚生委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げました。何とぞ御了承賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。 ○議長(丹羽一正君) 委員長の報告に対し,質疑がありましたら発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり)これをもって質疑を終結し,厚生委員長の報告を終わります。 次に,建設委員長の報告を求めます。11番 熊野義樹君。     〔11番 熊野義樹君 登壇〕 ◆建設委員長(熊野義樹君) おはようございます。 建設委員会は,去る3月6日午前9時より全員協議会室において,委員全員出席のもと開会いたしましたので,その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 事件といたしましては,本会議より付託を受けました第1号議案 平成23年度春日井市一般会計補正予算中,第1表歳出,8款土木費,第2表繰越明許費(弥生地区雨水貯留施設整備),第3号議案 平成24年度春日井市一般会計予算中,第1表歳出,8款土木費,9款消防費1項4目,第2表債務負担行為(勝川地区雨水調整池整備),第10号議案 平成24年度春日井市潮見坂平和公園事業特別会計予算,第11号議案 平成24年度春日井市松河戸土地区画整理事業特別会計予算,第12号議案 平成24年度春日井市勝川駅周辺総合整備事業特別会計予算,第13号議案 平成24年度春日井市公共下水道事業特別会計予算,第15号議案 平成24年度春日井市水道事業会計予算,第33号議案 春日井市営住宅条例の一部を改正する条例について,第34号議案 春日井市コミュニティ住宅条例の一部を改正する条例について,第35号議案 春日井市下水道条例の一部を改正する条例について,第36号議案 市道路線の認定について,以上議案11件であります。 各議案とも説明は本会議でなされておりますので,これを省略し,直ちに質疑に入りました。 その質疑の主なものを要約して御報告申し上げます。 初めに,第1号議案を議題とし,委員より,繰越明許費の弥生地区雨水貯留施設整備の概要はとの問いに対し,当局より,弥生地区に設置している雨水調整池は,JR沿いの市道地下に2種類のコンクリート製ボックスカルバートを約420メートル布設して,容量1,200立方メートルとなるものですとの答弁がありました。 採決の結果,第1号議案は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に,第3号議案を議題とし,委員より,公園費,公園整備事業の公園小工事5億5,800万円余の内訳はとの問いに対し,当局より,土地区画整理事業において用地を確保し,新たに整備する篠木四ツ谷のはば公園が約4,600万円,勝川駅南口周辺の松新東公園が約2,500万円,また(仮称)町屋ちびっこ広場の用地購入費として4億円,広場の整備費として2,000万円,そのほか公園長寿命化計画の策定に2,000万円,遊具の取りかえなどに約3,000万円を予定していますとの答弁がありました。 委員より,街路事業費の都市交流拠点整備事業7億9,200万円余の内訳はとの問いに対し,当局より,JR春日井駅自由通路関連事業で,自由通路及び橋上駅舎の詳細設計並びに仮駅舎,仮跨線橋などの仮設工事に2億9,500万円,電車線の張りかえ等の工事に839万4,000円,自由通路整備に支障となる店舗,構内看板等の移転補償費に約4億円,待車場,駅前広場の仮設整備等に約6,300万円,駅前広場周辺のにぎわい創出に向けた具体的検討業務に約900万円となっています。また,名鉄味美駅関連事業で,踏切改良の概略設計に375万円,踏切前後の用地取得と歩道の整備に1,340万円,合わせて約1,700万円強となっていますとの答弁がありました。 委員より,道路安全対策費の道路安全施設管理費の内訳はとの問いに対し,当局より,地下道の蛍光灯等の消耗品,電気料金等の光熱水費,道路照明灯の球切れやカーブミラー等の修繕料として約6,786万円,駅前広場の清掃やエレベーター等の施設管理委託料で1,800万円,用地の賃借料で46万7,000円などとなっていますとの答弁がありました。 委員より,道路整備費の道路維持管理費で修繕依頼は年間何件ぐらいあるのかとの問いに対し,当局より,細かい修繕依頼は今年度2月末現在で3,370件,うち現業員が処理したものは約2,250件です。主なものは,穴埋め等小規模な舗装修繕,側溝,ます等の清掃及び修繕,草刈り等です。舗装修繕は,安全確保のため早急に現業員が穴埋めを行い,その後,現業員で対応できない舗装修繕は業者に委託します。業者に委託した数は今年度2月末で約300カ所,84件ですとの答弁がありました。 その他,若干の質疑がありましたが,これを省略させていただきます。 採決の結果,第3号議案は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に,第10号議案を議題とし,委員より,墓園の管理について無縁墓の把握はできているかとの問いに対し,当局より,第1墓所,第2墓所の使用者につきましては,平成20年度,21年度の2年間に調査を行い,亡くなられている方338人の相続人に対して使用権の承継手続をお願いしており,それ以後も承継手続を進めている状況です。相続人がなく無縁墓となるような事例は,現在のところ発生はしていませんとの答弁がありました。 その他,若干の質疑がありましたが,これを省略させていただきます。 採決の結果,第10号議案は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に,第11号議案を議題とし,委員より,この特別会計への繰り入れの上限額とこれまでの繰入総額はとの問いに対し,当局より,資金計画上の限度額ということで,市の単独事業分と国庫補助事業の市負担分を合わせますと約74億円で,23年度までの合計金額は約69億円ですとの答弁がありました。 その他,若干の質疑がありましたが,これを省略させていただきます。 採決の結果,第11号議案は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に,第12号議案を議題とし,委員より,歳入で,土地建物の売却収入とあるが,ルネックビルの所有状況はどうなるのかとの問いに対し,当局より,土地建物売払収入8,000万円は,公有財産のうち,一般権利者と市で共有するルネックの2階,4階,5階部分,駅南立体換地ビルの住宅棟1階部分及びこれらに係る土地を両建物を管理する勝川開発株式会社に売却するもので,これにより,ルネック及び駅南立体換地ビルの所有形態を市の行政財産と一般権利者の財産に整理していくものですとの答弁がありました。 その他,若干の質疑がありましたが,これを省略させていただきます。 採決の結果,第12号議案は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に,第13号議案を議題とし,委員より,一般管理費のうち,本市が支払う下水道使用料徴収事務負担金の負担割合の決め方はとの問いに対し,当局より,下水道使用料を水道料金と一緒に徴収していることから,その事務は水道事業の中で一括して行っています。そのため,水道事業から費用負担を求められており,徴収事務の必要経費を水道の調定件数で割った単価の半分を単価とし,下水道の調定件数を掛けた総額を算出していますとの答弁がありました。 その他,若干の質疑がありましたが,これを省略させていただきます。 採決の結果,第13号議案は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に,第15号議案を議題とし,委員より,送水管二重化整備の進捗状況はとの問いに対し,当局より,春日井市水道事業中長期施設整備計画に基づき,平時はもとより,地震災害時,非常時においても送水機能の維持を確実にするため,管路の二重化,同時に耐震化を図っています。平成23年度より27年度の5カ年の継続事業により,総延長にして6,575メートルを総額23億6,400万円で整備します。平成24年度は,桃山配水場から東山・東神明配水場に至る延長1,085メートル,総事業費4億1,100万円の事業予定となっており,年度末は延長ベースで約37%の進捗を見込んでおりますとの答弁がありました。 その他,若干の質疑がありましたが,これを省略させていただきます。 採決の結果,第15号議案は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に,第33号議案を議題とし,委員より,根拠の法と政令が変わったということですが,内容と具体的な規定はとの問いに対し,当局より,地域自主性第1次一括法により公営住宅法が改正され,対象者の規定は地域の実情に応じて条例で定めることになり,高齢者などの居住の安定確保を必要とする単身世帯への配慮も欠かせないことなどから,市長が定める者として,市営住宅条例施行規則で規定することとしていますとの答弁がありました。 採決の結果,第33号議案は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に,第34号議案は,別段質疑もなく,採決の結果,全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に,第35号議案を議題とし,委員より,下水道法の施行令が改定され,ジクロロエチレン濃度の規制が緩められた経緯はとの問いに対し,当局より,公共用水域及び地下水の水質汚濁に係る環境基準の基準値について,WHO飲料水水質ガイドライン等に基づく検討がなされ,規制値を緩めても問題がないことが実証されたため,見直しが行われたものですとの答弁がありました。 採決の結果,第35号議案は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に,第36号議案は,若干の質疑がありましたが,これを省略させていただきます。 採決の結果,賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 午前11時18分,本会議より付託を受けました議案の審査を終了し,建設委員会を閉会いたしました。 以上,建設委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げました。何とぞ御了承賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。 ○議長(丹羽一正君) 委員長の報告に対し,質疑がありましたら発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり)これをもって質疑を終結し,建設委員長の報告を終わります。 以上をもって,委員会の審査経過及び結果の報告を終わります。 お諮りいたします。 請願に対する委員長の報告は,請願第1号及び請願第2号は不採択であります。それぞれ委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹羽一正君) 御異議がありますので,それぞれ起立により採決いたします。 これより請願第1号 保育制度に関して国にむけての意見書を求める請願書を採決いたします。本件を採択するに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立少数であります。よって,本件は不採択と決しました。 これより請願第2号 保育の充実を求める請願書を採決いたします。本件を採択するに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立少数であります。よって,本件は不採択と決しました。 これより第1号議案から第38号議案までの38件について一括討論に入ります。 討論を許します。24番 内藤富江君。     〔24番 内藤富江君 登壇〕(拍手) ◆24番(内藤富江君) 私は日本共産党春日井市議会議員団を代表いたしまして,第3号議案 平成24年度春日井市一般会計予算,第5号議案 平成24年度春日井市国民健康保険事業特別会計予算,第6号議案 平成24年度春日井市後期高齢者医療事業特別会計予算,第7号議案 平成24年度春日井市介護保険事業特別会計予算,第8号議案 平成24年度春日井市介護サービス事業特別会計予算,第12号議案 平成24年度春日井市勝川駅周辺総合整備事業特別会計予算,第16号議案 春日井市職員定数条例の一部を改正する条例について,第24号議案 春日井市市税条例の一部を改正する条例について,第30号議案 春日井市介護保険条例の一部を改正する条例について,第32号議案 春日井市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について及び第36号議案 市道路線の認定についての11議案について,反対の立場から意見を述べます。 未曾有の被害をもたらした東日本大震災と東電福島原発事故から1年がたちました。被災地では,家を失い,家族を失い,仕事を失い,その上に放射能汚染が被災者を苦しめています。今なお34万人以上の方たちが仮設住宅などで避難生活を余儀なくされています。民主党政権の無為無策のために,復旧は遅々として進まず,瓦れきの山はうずたかく,原発事故は全く見通しが立っていません。悲しみの中から立ち上がり,懸命に生き抜こうとしている姿に力強さを感じると同時に,私たちは震災と原発事故から学んだことをこれから生かしていかなくてはなりません。 民主党の看板政策だった子ども手当も改正され,手当も大幅に削減されました。マニフェストの総崩れに,国民は政治への不安と怒りを募らせています。国民の暮らしや営業を取り巻く状況がますます厳しくなっていることが,市民税の総所得にもあらわれています。このような中において,お金持ち減税である証券優遇税制は延長される一方,年少扶養控除廃止による住民税増税が実施されるなど,厳しい負担増が押しつけられることになります。 その上に,野田内閣は社会保障と税の一体改革として消費税大増税を進めようとしておりますが,市民の暮らし向きはよくなる見通しはなく,このままの政治が続けば,消費税10%の増税は国民の暮らしや経済にも大きな打撃を与えることになります。このようなときだからこそ,地方自治体は国の悪政から市民を守る防波堤の役割を果たすことが求められています。 以下,反対意見を述べます。 第3号議案について,歳入については,市民税は年少扶養控除の廃止で6億8,000万円の増収見込みということですが,所得の減少で,差し引きわずかな増収見込みとなっています。一方,滞納者は急増しています。金持ち減税の証券優遇税制の延長によって,実質的には9,600万円の減収です。 歳出につきましては,総務費では,滞納整理機構への試行的参加は必要ないものと考えます。 民生費では,養護老人ホームを民間に委託しました。この種の事業は,主に生活困窮者を対象にし,公的機関の判定に基づいて入所が決定される措置施設です。これまで市でもって行っていた事業です。福祉という観点から,市が責任を持って行う事業と考えます。 建設費では,財政厳しい折,多額の費用をかけ,春日井駅自由通路と橋上駅舎化の工事を始めるのは時期尚早です。反対です。さらに,JRの負担はわずか1億1,190万円で,国庫補助金を除いても市とJRの負担割合は31対1です。リニア新幹線の建設に莫大な資金を投入するのに,春日井駅についてはJR東海の負担がこんなにもわずかな金額であることについて,多くの市民も納得されないと考えます。生活道路のアスファルトのひび割れはなかなか修理されないほど予算を削減しながら,一方で,駅舎の橋上化に多額の税金を投入することは納得できません。 第36号議案については,ここで触れますが,自由通路建設に関する市道の認定が含まれておりますので,反対をします。 教育費には,藤山台小学校区の小学校統合に向けた予算が計上されています。昨年5月に,教育委員会は3小学校を1つに統合する基本計画(案)を地元に説明しました。しかし,賛成の声は皆無という状況でした。今回は地元説明会も開かず,まず2校の統合を見切り発車で進め,その既成事実の上に3校統合に持っていこうとしています。また,そもそも単学級でなぜいけないのか合理的な説明はなく,関係者の皆さんの十分な合意形成が図られたとは言いがたいものがあります。 庄名町に進められている新調理場は,本市の貴重な農地をつぶして行われています。また,ここは大規模地震が起きると液状化する危険の高いところです。児童生徒に確実な給食を提供しなければならない調理場として,ふさわしい場所ではありません。 市民プール跡地に新体育館を建設するための整備予算が計上されていますが,新体育館建設は第五次総合計画には触れられておりません。勝手な拡大解釈です。 前年度の予算では,(仮称)総合保健センターについては反対をしましたが,検診,救急外来や母子保健の充実,MRIが導入をされるなど,高まる市民の健康意識に対応できる施設として反対しません。ただ,今後,市民病院の救急外来と(仮称)健康管理センターの運用についてはしっかり取り組んでいただくことが必要です。 本予算は,東日本大震災や昨年の台風20号の水害を踏まえ,災害対策,環境対策に積極的に取り組んでいます。保育園や子どもの家の緊急メールの導入,精神障がい者の医療費補助,介助員の拡充,学校の水道の直接給水,放射線量測定器の購入など,私どもが提案したことも盛り込まれており,評価できる部分もたくさんございますが,本議案は一括採決ですので,反対です。 第5号議案と第32号議案は関連しておりますので,一括して申し上げます。 今回の改定の対象は,収納率の相対的に高い一定の所得のある世帯が対象です。国保財政の厳しい財政状況をこういう世帯から少しでも確保しようとするねらいがあるわけですが,そもそも国庫負担割合を大幅に減らしたところに今日の市町村の国保財政が深刻に陥った原因があります。国保の財政状況を解決するには,国庫負担をふやすしかありません。国保加入者にとって負担の限度を超している値上げには賛成できません。 第6号議案については,4月から後期高齢者医療保険料1人当たり年平均4,439円の引き上げです。ことしは4月から介護保険料も上がります。高齢者の生活を顧みないダブルパンチの引き上げには賛成することはできません。 第7号議案と第30号議案は関連しておりますので,一括して申し上げます。 介護保険料の引き上げ幅を抑えるために,介護給付準備金の取り崩しを行い,所得区分についても階層をふやすなど,努力されたことは評価いたします。しかし,介護保険制度はサービス量をふやせば保険料に連動するという,そもそも基本的に矛盾を持った仕組みになっています。国庫負担をふやさない限り,際限なく引き上げられる制度です。賛成することはできません。 第8号議案は,第一介護サービスセンターを廃止することについては反対いたします。 第12号議案は,我が党の議員が今議会の一般質問でも取り上げましたように,ホテルを維持していくのに市としての税金投入は,ホテル建物の管理の委託料,修繕積立金,代行取得の費用,さらに勝川開発株式会社への無利子貸付金の利息を考えると1億1,800万円に上ります。関係する会社の皆さんの努力が足りないとは申しません。いろいろ努力されても,無理なものは無理です。当初2億4,000万円の家賃を払う想定だったものが,1億1,000万円の家賃がやっとで,それもホテルの売り上げに建物の管理業務委託料が4,000万円も含まれています。このように,ホテル事業に係る支出が多々あるので,反対をいたします。 第16号議案については,病院職員などは増員されましたが,そのほかは定数を削減する内容です。これ以上の職員削減は,市民サービスの低下,防災力の低下につながるもので,容認できません。かつて,小泉首相は行政改革推進法案の審議の中で,国が基準を切り下げて公共サービスを破壊しようとしているとの指摘に対し,基準を設けなくてもサービスができる,公務員でなくてはいけないのかと答弁しました。公務員がやらなくても民間がやるから大丈夫という議論です。現在において,民間がやるから大丈夫などとはとても言えない多くの事実が証明しています。必要なところにはきちんと人員を配置することが必要です。 第24号議案については,今回の市税条例の改正には退職所得の控除廃止,市税の均等割の上乗せがあります。年金の支給額が引き下げられる,介護保険,後期高齢者医療費の窓口負担の引き上げなどで,高齢者に対するさまざまな負担増が用意されており,高齢者の将来不安は拡大しています。退職金は老後の大切な生活資金であり,ここに対して課税強化することは適当ではありません。また,個人市民税の均等割には所得に関係なく加算です。課税の本来のあり方とは違うもので,認められません。これら影響額を合わせて9,400万円の負担増になるとのことでした。証券優遇税制での減少と影響額はほぼ同額です。富裕層の不労所得には減税,庶民には増税というやり方には賛成できません。 以上で私の反対討論を終わります。 続きまして,賛成討論をいたします。 第17号議案 春日井市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部を改正する条例について,賛成の立場から討論をいたします。 私ども日本共産党議員団が賛成討論に立つことは記憶にないことでございますが,少し順を追って話させていただきます。 かつて1970年代に,当時の政府・自民党は地方財政危機の原因を人件費に求めて地方公務員を攻撃し,80年代には,臨調路線の行政改革によって国家公務員を攻撃してきました。これに対して日本共産党は,行政と公務員労働者の本来あるべき姿を明らかにして,1975年に自治体労働者論を発表しています。憲法第15条は戦前の官僚政治の反省に立って,「すべて公務員は,全体の奉仕者であって,一部の奉仕者ではない。」と規定しています。また,私どもの科学的社会主義の行政論の基本は,公務員の地位,権限の私物化や特権化,政財官癒着に反対し,国民奉仕の公正で民主的な,できるだけ無駄のない効率的な行政を実現するというものです。 公務員労働者の圧倒的多数は,自治体,政府に雇われて働く労働者であるとともに,国民,住民全体に奉仕する仕事の担い手です。したがって,人件費を含む行政費用は,国民負担の点からいっても,なるべく少ないのがよいのは当然です。同時に,賃金,労働時間などの労働条件は,公務員の生活を守り,全体の奉仕者として,公正で民主的で効率的な行政の実現のために積極的に働くことを保障するものでなければなりません。そのためにも,労働基本権,政治的,市民的自由の回復は当然です。しかし,いまだにそれらは実現されていません。 こういった中で,今回の組合休暇については当然の権利であり,それゆえ多くの自治体で認められているものです。今,独裁者と言われる橋下大阪市長がこの組合休暇の廃止を主張しているようですが,大阪市役所においては,これまで市当局と連合系労組幹部との癒着が指摘され,異常な職員厚遇の問題がありました。しかし,それをもってしても基本的な権利を保障しない理由とすることはできません。 以上で私の賛成討論を終わります。 ○議長(丹羽一正君) 12番 堀尾達也君。     〔12番 堀尾達也君 登壇〕(拍手) ◆12番(堀尾達也君) それでは,平成24年第1回春日井市議会定例会に付議されました第1号議案から第38号議案までの全議案に対しまして,賛成される大方の議員各位を代表いたしまして,賛成の立場を明らかにしたいと思います。 各議案につきましては,それぞれ所管する委員会に付託され,慎重な審議がなされ,その経過と結果は各委員長より報告がなされておりますので,私は総括的に所見を述べさせていただきます。 まず,第1号,第2号議案は,平成23年度の補正予算であります。一般会計補正予算では,国の第3次補正予算に機敏に対応され,小中学校の耐震補強等整備に14億6,800万円余の予算を計上されております。小中学校の耐震補強については,これまでの計画を1年前倒しして実施するよう計画を見直されたところですが,計画に基づき着実に実施するよう望むものであります。 次に,第3号議案から第15号議案までの平成24年度一般会計,特別会計,企業会計の各会計予算は,総額1,700億円余となっておりますが,厳しい財政状況の中にあって,市民生活の喫緊の課題に対応するため,災害対策予算を大幅に強化するとともに,環境対策や健康施策の充実を図り,また本市の将来を見据えて,これまで準備を進めてきた大規模プロジェクト事業を着実に実施する予算となっています。このように,市民ニーズに積極的に対応する中で,地方債残高は中期財政計画に掲げた目標を上回って削減する予算を編成されたことは高く評価するものであります。 一般会計の予算規模は872億5,000万円となっており,過去最高となった前年度と比較して,小中学校の耐震補強を補正予算に計上したことなどから,6億円の減少になっております。 まず,歳入につきましては,市税は,たばこ税等の増加により前年度と比べ総額で約4億円の増額となっていますが,個人市民税では年少扶養控除等の廃止により増額が見込まれているものの,市民所得が減少傾向にあるなど,市税収入の回復が見込みがたい状況の中で,各種基金や地方債を活用するなど,財源確保のために最大限の努力がなされているものと考えております。 次に,歳出については,排水路や雨水調整池の整備,防災広報車,避難所備蓄資材等整備,保育園緊急メール,民間住宅や市民会館,総合福祉センターの耐震改修,知多公民館の建てかえなど,昨年の東日本大震災や豪雨災害の教訓を踏まえた安全安心のための災害対策を大幅に強化しており,住宅用太陽光発電システムの補助件数の拡充や太陽熱利用システム,燃料電池システム設置補助の新設,企業が取り組む環境投資助成の拡充など,地球温暖化防止のため環境対策を充実するとともに,給食放射線量測定器購入,精神障がい者医療費助成の対象範囲の拡充など,健康施策を推進しています。また,JR春日井駅自由通路,(仮称)総合保健センター,新調理場などの大規模プロジェクト事業を着実に実施する予算となっております。 このほか,適時,迅速に重要な情報を提供するための春日井ダイジェスト発行,地域の活性化の一環としての(仮称)多世代交流モデル事業補助,市民活動支援センター改修による活動拠点の拡充整備,神領保育園の建てかえ,耕作できなくなった農地の活用のための耕作放棄地再生利用事業を,また商工業の振興や商工業者の環境対策では,新規拡充して販路拡張,かすがい発見ビジネスフォーラム,ビジネスマッチング支援,雇用促進支援,環境や防災関連設備への助成等を,そして書のまち春日井にふさわしい道風公園の整備,教育関係では,派遣講師を増員する少人数指導支援対策,小学校の図書室の空調機設置など,多様な市民ニーズに対応する予算となっており,厳しい財政状況の中で限られた財源を最大限に活用されたものと考えております。 また,東日本大震災被災地へ本格的な復旧事業の支援や中部大学へ救急救命士養成の支援のために,それぞれ長期間,職員を派遣する取り組みについて評価するものであり,地方税滞納整理機構への参加についても,収入未済額の状況から勘案して必要な手段だと考えます。 特別会計,企業会計につきましても,それぞれ事業目的に応じて引き続き計画的な推進が図られる予算となっております。 まず,国民健康保険事業特別会計につきましては,第32号議案 国民健康保険税条例の一部を改正する条例とも関連いたしますが,課税限度額の引き上げは地方税法の改正に伴うものであり,かつ非常に厳しい国民健康保険事業の財源確保を図るものであります。こうした課税限度額の引き上げを見込んでの保険税収入の計上は,承認すべきものと考えます。なお,国民健康保険事業は赤字の決算が続いております。予算の執行に当たっては,保険税徴収や適正な保険給付の執行に努めていただき,さらなる収支改善を図っていただくことを望むものであります。 後期高齢者医療事業特別会計については,平成24年度が保険料の改定年度となっています。保険料改定に当たっては,剰余金の活用や財政安定化基金の取り崩しにより保険料の上昇抑制に努められており,後期高齢者医療事業の安定した運営に向けての保険料の改定による予算と考えております。 介護保険事業特別会計につきましても,保険料の改定年度となっており,保険料を改定する第30号議案 介護保険条例の一部を改正する条例が提出されておりますが,保険料改定に当たっては,県からの財政安定化基金保険者交付金や介護給付費準備基金の活用により保険料の上昇抑制に努められており,また保険料所得区分の細分化により低所得者への配慮がなされています。したがって,介護保険事業の安定した運営に向けての保険料の改定による予算であると考えております。 介護サービス事業特別会計につきましては,第一介護サービスセンターは廃止されますが,福祉作業所内に訪問介護事業所を移転し,引き続き同等のサービスが提供されるものと考えます。 勝川駅周辺総合整備事業特別会計では,勝川駅周辺の土地区画整理事業や市街地再開発事業,鉄道高架化事業などによる総合的なまちづくりの完成が目前となっていますが,ホテルプラザ勝川,ルネックビルは地域活性化や市民交流の拠点として地域振興への寄与をしており,引き続き市が管理していくことが必要な施設であると考えております。 次に,第16号議案から第38号議案の条例改正案,一般議案,いずれも適切な行財政運営に資するための措置であり,賛意を表するものであります。 第16号議案 職員定数条例の一部を改正する条例では,市民病院については,これまで以上に質の高い医療を提供するための医療体制の強化を図るものであり,また市民病院以外の市長部局や教育委員会については4月から組織改正もあり,適正かつ効率的な職員配置の観点から見直すものであると考えます。 第17号議案 職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部を改正する条例では,職員団体の活動は地方公務員法で認められているところであり,国により基準も示されていることから,仕組みとして新たに組合休暇を取得できるようにすることはやむを得ない措置であると考えます。 第24号議案 市税条例の一部を改正する条例については,退職手当に係る税額控除の廃止は,これまで特例措置として講じられてきたものが現行の金融情勢を勘案して地方税法において廃止されたものであります。また,平成26年度から35年度までの間,個人市民税均等割額に500円を加算する改正は,昨年11月の復興財源法の成立に伴うもので,地方公共団体が実施する防災・減災事業の財源確保のため,全国的に実施される措置であると理解いたしております。 第36号議案 市道6988号線から6990号線の3路線の市道路線の認定は,JR春日井駅自由通路の整備工事に着手するため必要な手続であると考えます。 以上,本定例会に提案されました全議案に対しまして,総括的に賛成の立場から申し上げました。 最後になりますが,地方自治体の経営は,市長みずからの責任で,地域の実情,市民ニーズに即した判断をしていかなければなりません。市長におかれましては,就任以来,改革と創造を基本理念として,市民目線と民間発想での考えのもと,本市の進むべき道をしっかりと見きわめつつ,将来必要となる施策を力強く進めるとの決意を表され,実を結ばれつつあります。引き続き,住みたい,住み続けたい,住んでよかったと市民のだれもが実感でき,また市民一人一人が健康で心豊かに安全で安心して暮らせる活力と魅力あふれるまちの実現に向け,市政運営の牽引者として御尽力いただきますよう御期待いたしまして,賛成討論といたします。どうか皆様の御賛同を賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。 ○議長(丹羽一正君) 9番 末永 啓君。     〔9番 末永 啓君 登壇〕
    ◆9番(末永啓君) 私はキラメキくらぶを代表して,第3号議案 平成24年度春日井市一般会計予算,第12号議案 平成24年度春日井市勝川駅周辺総合整備事業特別会計予算,第17号議案 春日井市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部を改正する条例について,反対の立場から討論をいたします。 まず,第3号議案 平成24年度春日井市一般会計予算についてです。春日井市の本体と言える本予算について,公平,透明,公正な市政が運営され,住民に最も身近な基礎自治体としての役割を十分に認識し,民間,市場の活力を生かしているのか,市民生活にしわ寄せがいっていないのかという視点から判断をいたしました。 保健センター整備については,委員会で述べたように,いわゆる官がつくった施設だなと印象を持ちました。4階部分を中心として,たくさんの会議室や図書室,控室など,本当に必要なものか疑問です。1階部分についても,保健センター部分と市民病院部分との使い勝手など,市民の利便性を最大限に考え尽くした建物だとは思えず,設計の見直しを求めています。また,整備費用の面でも,平成23年2月8日に出されたときは約35億円となっていたものが,ことしの2月7日にはいきなり3億円から4億円の増加が示唆され,記者発表では合計38億7,380万円と急増しています。このように,小さく産んでおいて大きく育てるという手法を用いており,精密な予算が組まれたとは思えません。こうした理由から,現在の計画での建設には賛成できません。 新体育館整備についても,現総合体育館は高い利用率であるという現状は認識しておりますが,人口減少社会を迎える日本社会において,施設管理費や委託料等がふえることを勘案すれば,箱物を慌ててつくる必要はないと考えます。また,市民から体育館をつくってほしいという声を私は聞いたことがありません。一部の市民ニーズを満たすために,大多数の市民や子どもたちの負担をふやすことはやめていただきたいと思います。仮に本当に強い市民ニーズがあるのなら,税金を使うのではなく,民間事業者が参入する方法を検討すべきです。箱物は,完成した次の日から必ず費用がかかることを認識してください。しかも,箱物はやがては朽ちるものです。これ以上,負の遺産を春日井に残さないでください。 また,人件費に係る予算であります。被災地域への派遣,人道的な支援には大いに取り組んでいただきたいと思います。春日井市の代表として,被災地の復旧のために頑張っていただきたいと思います。 しかし,心配なのは,先日突如発表された民間企業,電通への職員の派遣についてです。先日の質疑で,具体的な目標や計画については納得のいく回答をいただけませんでした。市民の税金を使っている以上,目的が見えない,あるいは市民に必要性を説明できない派遣については認めることはできません。 市当局には,意欲のある職員がたくさんいると感じています。活力のある市役所へと変革する可能性を秘めているのです。何も職員を外部に派遣しなくても,市役所で特命のプロジェクトチームをつくって知恵を出し合えば,大抵の課題には対処できると確信しています。自助を市民に言う前に,市役所がみずから範を示すべきではないでしょうか。みずからが市民生活や地域の課題を見つけ,困難な問題に対してみずからの頭で考え,ぶつかっていく職員像こそ,市民から求められている市役所の姿だと思います。今必要なのは,そうした職員の力を積極的に前向きに生かすマネジメントこそではないでしょうか。一般的に,人件費は固定費だと言われています。箱物だけでなく,市役所の人材をうまく活用できないことも税金の無駄遣いにほかならないのです。 このような箱物建設のオンパレードに加えて,第5次の行政改革大綱も策定せず,臨時財政対策債を含む膨大な借金予算を積み上げる方針に対しては,市民の怒りの声はどんどんうっせきしてきています。市政方針で,必要最小限の経費となるように的確に予算を配分したとしていますが,とてもそうは思えません。市民の多くの方から賛意がもらえるような市政を行っていただきたいと思います。早いところ賛成に回れるような予算編成を求めたいと思います。 次に,第12号議案 平成24年度春日井市勝川駅周辺総合整備事業特別会計予算についてです。過去からいろいろな経緯を伺っていると,やはり改善の余地が見えないのがホテルプラザ勝川です。改善というのは,単に黒字になった赤字になったというレベルの話ではなく,官が実質的に経営を支配する第三セクター勝川開発の子会社を抱えている点です。まさに,民間でできることを市民の税金で肩がわりして,官製ホテルを営んでいる点です。その点で根本的に賛成ができません。 公金が投入され続けていることすら多くの市民は知りません。コミュニティホテルとして親しまれているなどという幻想から早く目を覚ましてください。民営化等の新たな道筋を示せない理由が何かあるのでしょうか。担当職員のエネルギーを,現在の体制を維持することではなく,別のところに注いでいただきたいと思います。第三セクターの代取も市長です。トップの決断が迫られているのではないでしょうか。 第17号議案 春日井市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部を改正する条例についてです。組合活動を否定するものではありませんが,基本的には通常勤務時間外で対応していただきたいと考えています。今までの対応で何か問題があったのでしょうか。公務員は,公共の福祉の増進のために市民から税金で雇われている公僕です。民間企業の働き手とは根本的に違います。しっかりとした身分保障もありますし,賃金も民間企業に比べ高い水準になっています。 また,現在,実態として,民間企業で組合休暇を認めている企業はむしろ恵まれている会社なのかなとも思います。社会で声なき声として本当に生活が苦しいのは,正規雇用になりたくてもなれないパートやアルバイト,派遣社員,契約社員などの非正規職員に多いと言われています。そういう実態を考えると,市民から,市議会はもともと待遇面で恵まれている公務員にさらに組合休暇まで認めるのかというおしかりまで生じかねません。そういう世論の中,公僕である公務員に組合休暇が必要だということについて納得のいく理由が示されていないと考えますので,反対とさせていただきます。 次に,第16号議案 春日井市職員定数条例の一部を改正する条例については,賛成の立場から討論をいたします。 職員定数についてですが,定員管理削減目標や新規採用の計画的抑制等を含む新しい行政改革大綱なりを策定し,計画的かつ具体的に進めていかない限り,行財政改革はあり得ません。今回の改正の中身については,市民病院では中期経営計画において定員管理計画が示されており,看護職員の確保による定員増だと理解しています。医師の確保にも同様に力をいれていただきたいと思います。 一方,春日井市は赤字会社であるのに,公務員組織を守れ,公務員組織を守ろうなどと言っていては,行財政改革は永久に進みませんし,市民の理解は得られません。市役所は市民のためにあるのです。行政組織をスリムにしてこそ,市民の負担が減るのです。したがって,市長事務部局の市民病院以外の定員減,教育委員会事務部局の定員減について,賛成という結論でございます。 以上で,反対,賛成,それぞれの討論とさせていただきます。ぜひとも御賛同をしていただきますよう,よろしくお願いいたします。 ○議長(丹羽一正君) これをもって討論を終結いたします。 これより第1号議案 平成23年度春日井市一般会計補正予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔全員起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立全員であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 これより第2号議案 平成23年度春日井市国民健康保険事業特別会計補正予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔全員起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立全員であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 これより第3号議案 平成24年度春日井市一般会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 これより第4号議案 平成24年度春日井市公共用地先行取得事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔全員起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立全員であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 これより第5号議案 平成24年度春日井市国民健康保険事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 これより第6号議案 平成24年度春日井市後期高齢者医療事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 これより第7号議案 平成24年度春日井市介護保険事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 これより第8号議案 平成24年度春日井市介護サービス事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 これより第9号議案 平成24年度春日井市民家防音事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔全員起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立全員であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 第10号議案及び第11号議案の2件を一括採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹羽一正君) 御異議なしと認めます。よって,2件を一括採決いたします。 これより第10号議案 平成24年度春日井市潮見坂平和公園事業特別会計予算及び第11号議案 平成24年度春日井市松河戸土地区画整理事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔全員起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立全員であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 これより第12号議案 平成24年度春日井市勝川駅周辺総合整備事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 これより第13号議案 平成24年度春日井市公共下水道事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔全員起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立全員であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 これより第14号議案 平成24年度春日井市春日井市民病院事業会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔全員起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立全員であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 これより第15号議案 平成24年度春日井市水道事業会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔全員起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立全員であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 これより第16号議案 春日井市職員定数条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 これより第17号議案 春日井市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 第18号議案から第23号議案までの6件を一括採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹羽一正君) 御異議なしと認めます。よって,6件を一括採決いたします。 これより第18号議案 春日井市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について,第19号議案 春日井市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部を改正する条例について,第20号議案 春日井市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について,第21号議案 春日井市教育長の給与,勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例について,第22号議案 春日井市常勤の監査委員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について及び第23号議案 春日井市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔全員起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立全員であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 これより第24号議案 春日井市市税条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 これより第25号議案 春日井市火災予防条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔全員起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立全員であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 第26号議案から第29号議案までの4件を一括採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹羽一正君) 御異議なしと認めます。よって,4件を一括採決いたします。 これより第26号議案 春日井市事務分掌条例等の一部を改正する条例について,第27号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について,第28号議案 春日井市私立幼稚園就園奨励費の補助に関する条例の一部を改正する条例について及び第29号議案 春日井市図書館条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔全員起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立全員であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 これより第30号議案 春日井市介護保険条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 これより第31号議案 春日井市医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔全員起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立全員であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 これより第32号議案 春日井市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 第33号議案から第35号議案までの3件を一括採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹羽一正君) 御異議なしと認めます。よって,3件を一括採決いたします。 これより第33号議案 春日井市営住宅条例の一部を改正する条例について,第34号議案 春日井市コミュニティ住宅条例の一部を改正する条例について及び第35号議案 春日井市下水道条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔全員起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立全員であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 これより第36号議案 市道路線の認定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 これより第37号議案 財産の処分についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔全員起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立全員であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 これより第38号議案 愛知県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔全員起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立全員であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。   ----------------------------- ○議長(丹羽一正君) 日程第2 第39号議案並びに諮問第1号及び諮問第2号を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。副市長 近藤和記雄君。     〔副市長 近藤和記雄君 登壇〕 ◎副市長(近藤和記雄君) ただいま上程となりました第39号議案並びに諮問第1号及び諮問第2号につきまして御説明を申し上げます。 まず,第39号議案について申し上げます。 議案目次〔Ⅳ〕の1ページをお開き願います。 第39号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任の同意でございます。 本案は,固定資産評価審査委員会委員,足立榮一氏の任期満了に伴うものでございまして,次の者を固定資産評価審査委員会委員に選任したいので,地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものでございます。 その者の住所,春日井市下原町1771番地。氏名,井村和光。生年月日,昭和23年4月4日でございます。 若干の経歴について申し上げます。同氏は,平成21年3月,市職員を退職され,同年5月から春日井市体育協会事務局長を務められ,現在に至っている方でございます。 次に,諮問第1号について申し上げます。 2ページをお開き願います。 諮問第1号 人権擁護委員の推薦についてでございます。 本案は,人権擁護委員,水野壽貴子氏の任期満了に伴うものでございまして,次の者を人権擁護委員に推薦したいので,人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。 その者の住所,春日井市堀ノ内町4丁目5番地4。氏名,遠山園生。生年月日,昭和22年4月26日でございます。 若干の経歴について申し上げます。同氏は,平成17年5月から平成21年11月まで春日井市社会福祉協議会理事を務められ,この間,春日井市婦人会協議会会長を,平成18年7月から平成22年6月まで春日井市健康づくり推進協議会委員を務められた方でございます。 続いて,諮問第2号について申し上げます。 諮問第2号 人権擁護委員の推薦についてでございます。 本案は,人権擁護委員,鈴木信子氏の任期満了に伴うものでございまして,次の者を人権擁護委員に推薦したいので,人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。 その者の住所,春日井市勝川町2丁目16番地7。氏名,前川つや子。生年月日,昭和23年4月18日でございます。 若干の経歴について申し上げます。同氏は,平成17年5月から保護司を,平成23年8月から春日井市農業委員会委員を,それぞれ現在に至るまで務められている方でございます。 以上3件について御説明を申し上げました。何とぞ御同意等を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹羽一正君) お諮りいたします。 ただいま議題になっております第39号議案並びに諮問第1号及び諮問第2号については,質疑,委員会付託,討論を省略し,直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹羽一正君) 御異議なしと認めます。よって,本案については直ちに採決することに決しました。 これより第39号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任の同意についてを採決いたします。 本案は同意することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔全員起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立全員であります。よって,本案は同意することに決しました。 これより諮問第1号 人権擁護委員の推薦についてを採決いたします。 本推薦について,議会の意見を求める件は異議ない旨決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔全員起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立全員であります。よって,諮問第1号は異議ない旨決しました。 これより諮問第2号 人権擁護委員の推薦についてを採決いたします。 本推薦について,議会の意見を求める件は異議ない旨決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔全員起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立全員であります。よって,諮問第2号は異議ない旨決しました。   ----------------------------- ○議長(丹羽一正君) 日程第3 春日井市選挙管理委員会委員の選挙を行います。 お諮りいたします。 選挙の方法につきましては,地方自治法第118条第2項の規定により,指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹羽一正君) 御異議なしと認めます。よって,選挙の方法は指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。 議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹羽一正君) 御異議なしと認めます。よって,議長において指名することに決しました。 春日井市選挙管理委員会委員には,三輪昌夫君,長江 修君,谷口 武君,高原裕子君,以上4人の諸君を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました4人の諸君を春日井市選挙管理委員会委員の当選人に定めることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹羽一正君) 御異議なしと認めます。よって,ただいま指名いたしました4人の諸君が春日井市選挙管理委員会委員に当選されました。 続いて,春日井市選挙管理委員会委員補充員の選挙を行います。 お諮りいたします。 選挙の方法につきましては,地方自治法第118条第2項の規定により,指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹羽一正君) 御異議なしと認めます。よって,選挙の方法は指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。 議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹羽一正君) 御異議なしと認めます。よって,議長において指名することに決しました。 春日井市選挙管理委員会委員補充員には,伊藤 聡君,長谷川典明君,吉田しづ代君,後藤 勉君,以上4人の諸君を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました4人の諸君を春日井市選挙管理委員会委員補充員の当選人に定めることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹羽一正君) 御異議なしと認めます。よって,ただいま指名いたしました4人の諸君が春日井市選挙管理委員会委員補充員に当選されました。 お諮りいたします。 補充員の補充の順位は,ただいま指名いたしました順位によりたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹羽一正君) 御異議なしと認めます。よって,補充員の補充の順位はただいま指名いたしました順位によることに決定いたしました。なお,会議規則第31条第2項による当選人の告知につきましては,後日,議長より告知いたします。   ----------------------------- ○議長(丹羽一正君) 日程第4 議員提出第1号議案を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。28番 津田育男君。     〔28番 津田育男君 登壇〕 ◆28番(津田育男君) ただいま議題となりました議員提出第1号議案につきましては,朗読をもって説明にかえさせていただきます。 議員提出第1号議案     福祉医療制度の拡充及び見直しに関する意見書 市民の健康を保持するための医療行政への取り組みは,各種福祉施策の充実とともにますます重要となってきている。 本市では,誰もが安全安心に,いきいきと暮らせるまちを目標に,福祉医療の充実を図ってきた。 こうした中,子ども医療費は,ほとんどの市町村が愛知県の福祉医療制度の水準を超える医療費助成を実施していることから,通院医療費に係る県費補助対象の拡充を図り,県全体で子育て家庭の支援に取り組んでいく必要がある。 また,精神障がい者に対する福祉医療制度についても,福祉サービス提供の公平性の観点から,精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている者については,精神科疾患に係る医療に限らず,他の医療費助成と同様に全疾病を対象として制度の拡充を図り,経済的負担の軽減を図っていく必要がある。 これらの医療費助成制度は,愛知県の福祉医療制度に支えられており,本市の財源構成では,平成22年度実績で約38%が県費で賄われている。 現在,愛知県は,第五次行革大綱に基づく「重点改革プログラム」において,「福祉医療制度の見直し」を掲げており,福祉医療制度の後退が危惧されるところである。各市町村の医療費助成制度は,これまで県の福祉医療制度に歩調を合わせて実施し,厳しい財政状況の中で,各市町村の努力によって,さらなる制度の拡充を図ってきた。福祉医療制度の見直しは,各市町村が実施している医療費助成に大きな影響を与えるものであり,より慎重な検討が必要である。 よって,愛知県に対し,本市を始め各市町村が,今後も一層の医療費助成制度の充実が図れるよう,福祉医療制度の拡充を要望するとともに,医療費助成制度が安定的に維持できるよう,医療費助成を県の制度として堅持していただくよう強く要望する。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成24年3月15日                             春日井市議会 愛知県知事 以上,御説明申し上げました。何とぞ御賛同賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。 ○議長(丹羽一正君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員提出第1号議案については,質疑,委員会付託,討論を省略し,直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹羽一正君) 御異議なしと認めます。よって,本案は直ちに採決することに決しました。 これより議員提出第1号議案 福祉医療制度の拡充及び見直しに関する意見書を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔全員起立〕 ○議長(丹羽一正君) 起立全員であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 以上で本定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。 ここで,市長より発言の申し出がありますので,これを許します。市長 伊藤 太君。     〔市長 伊藤 太君 登壇〕 ◎市長(伊藤太君) 閉会に当たりまして,一言お礼を兼ね,ごあいさつを申し上げます。 去る2月21日から開催されました平成24年第1回市議会定例会におきまして,御提案を申し上げてまいりました平成23年度の補正予算並びに平成24年度の一般会計,特別会計,企業会計の予算,さらにはこれに関連いたします諸議案につきまして,それぞれ議決をいただき,厚くお礼を申し上げます。 また,本日御提案を申し上げました人事案件につきましても御同意を賜り,重ねてお礼を申し上げます。 これらお認めをいただきました予算並びに諸施策の執行につきましては,本会議や委員会でいただきました御意見などを尊重し,適切な執行に努めてまいります。 また,市政方針で申し上げました諸施策につきましても,しっかりと取り組んでまいる所存であります。 今後とも議員の皆様の一層の御指導,御支援を賜りますようお願い申し上げるとともに,健康には十分に御留意をいただき,一層の御活躍を御祈念申し上げまして,お礼のあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(丹羽一正君) これをもって,平成24年第1回春日井市議会定例会を閉会いたします。                    午後0時07分 閉会...